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help リーダーに追加 RSS 【モラル】という名の副作用 “怒り” その2

<<   作成日時 : 2009/01/02 16:21   >>

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「女性の乳がんの原因の多くは、怒りの記憶からくるもの
で、男性では前立腺がんとなって表れる」


と、あるカウンセリングの本に書いてあった。

日本の死因のトップは、まさに【がん】である。がん細胞自体、
どんな方でも毎日3000個くらい、出来ては消えてを繰り返している
と言われるほど、【ストレス】度合いによって左右されるもの。

がん細胞とは、通常細胞が突然変異で出来てしまう、いわゆる
【不良】細胞のことである。

子どもが不良化していくプロセスをみると、親や目上の方の理解度
の欠如から、子どもに過度のストレスが生じ、その反発によって
なされることが少なくない。

これと同様、細胞(心身)に対する理解度の欠如から、過度の負荷を
かけ過ぎた結果、不良と化した細胞が、【元に戻りたくて】次から次へ
と正常細胞を巻き込んでいく。

そして過度に増えてしまった不良細胞を叩き潰すというのが、多くの
現代医療の方針のようだ。しかし不良の子ども(ガン細胞)を一掃しても、
その根本原因を解決しない限りは、次から次へと発生することは当たり前の
原理だと誰でも理解できそうなものである。


ストレスの最たるもの、それが【怒り】である。

では、怒りはどのように発生するものなのか・・・

それが【許せない】【考えられない】【信じられない】という、ある一定
の価値基準から外れたコト・モノ・ヒトに触れたとき、自動的に湧く感情である。

その価値基準に厳密なほど、固定観念を持っていればいるほど、
また完璧主義を貫こうとすればするほど、その基準値が高ければ高いほど、
天子(こういうときは、とかく上から目線になる)の逆鱗に触れる、という
流れになってしまう。

つまり、よく聞く 『今どきの者は〜〜!』 という具合だ。


日本ほど、キチッとした国はない。外国に行くと、日本はなんていい国
なんだろう、安心できるし、いい人ばかり。と感じるのは、わたしが
日本人的価値基準という【ものさし】を持っているからであろう。

なのになぜ、ストレス度満杯を証明するかのように【がん患者】が増え続け、
精神的ストレスに耐え切れなくなった最終結論のように【自殺者】の数が
世界のトップレベルにあるのであろうか?

答えは明瞭。


「いい人のフリをしないといけないから」

ではないだろうか。自己防衛のために、無意識的にそうしてしまう。
その仮面をホンモノのように錯覚し、自覚症状が薄い。

あまりにも “モラル、規則、人として、普通は” という枠組みがありすぎる
日本に、外国からの単なる観光客は【いい国、いい人】という印象を受ける
かもしれないが、いざ暮らしてみると、がんじがらめの窮屈さに気づくかも
しれない。

実際問題として、日本人ですら逃げ出したいと、「ひきこもり・ニート
海外での “外こもり” ・うつ病・自殺」が顕著である。

なにも、そのモラルや価値基準がよくない、と言っているのではない。
人にはそれぞれの基準値があるので、自己基準と違うヒト・モノ・コトを
目の前にしたときの対応の仕方を考える必要があると言いたいのである

通常の価値基準は、「何をしている(した)、何を持っている(達成した)」
という、【行動と所有】に焦点が当てられているものが少なくない。

その範囲内でない人は、【存在】そのものすら否定される目に遭う。
つまり【『Be : Do : Have』Be】が欠如、
もしくはごちゃ混ぜにされているように感じる。

その結果、『ゴミを正月だす人=アホな人』 のように 『Do(行動)=Be(存在)』
となっている。また、ロンドンでの電車での行為を【モラルの低さ】とみるか、
【解放的】と捉えるかは、見る人のフィルター次第である。その基準値の最大値
がその国・地域の基準になる。

行動・所有においての価値基準の違いから違和感を覚えたなら、その行為に
不安と不満があるということは伝えても、【怒り】として伝えてしまうと、
自分は正しく、他は間違っている=他の否定、ということになりやすい。

しかしその【怒り】を我慢し、抑えこむと上記のように【がん】に発展する
怖れがあるから要注意である。

だから、バンガロールのカウンセリングセンターでは、今まで間違った感情の
取り扱い方をしてきた精神的疾患を抱える若者たちに、すべての感情は、
抑えなくてもいい、ただし、出し方に配慮するよう、そのやり方を訓練している。

http://giving-hands.jp/asvpv.html

また、つい怒りが勃発してしまう習慣を作ってしまった、価値基準を徹底的に
吟味し直す、というやり方を取り入れ、『すべてはあなた自身の選択です』

【 It's your choice 】

という言葉が、1日何度も繰り返されている。

そろそろ、わたしたちも物質的価値(行動・所有)から精神的価値(存在)へと
基準値をシフトするために、外側においてそれに気づかせてくれる現象が、
【経済(物質の極み)の崩壊】という形で現されているのかもしれない。


これからの時代は “存在とは何か” つまり目に見えない
価値が問われるときだから。

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