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「ガイドの勉強をする前は、ず〜とこの塔をお墓だと思ってました」 タイ・バンコクの【ワット・ポー】という寺院で、ツアーガイドから この塔の説明を受けたとき、『な〜るほど・・・』 と納得した。 この四つの塔は、ラーマ1世から4世それぞれ歴代の王様が造った、 【死後】、高い世界に転生するための装置だったのだそう。 エジプト帰りから2週間でバンコク入りしたので、この話しを聞いて、 「まるでエジプトのファラオ(王)が造ったピラミッドと同じじゃない!?」 と、妙にリンクした。 現在の王様はラーマ9世。この王様が亡くなったら、国民の涙で 湖が出来ると言われているほど、とても人気のある王様なのだという。 では、その前に亡くなっている、5世〜8世までの転生装置は いったいどこに? それは・・・ どこにもない。 ときのラーマ5世は、大きな行政改革や身分制度廃止をした王様で、 また、周りの国がイギリスやフランスの侵略によって植民地化される なか、独立を守った王様として、タイ3大王の一人とされているほど、 偉大な王なのだが、この王のときから【転生装置】がなくなった。 なぜなら、莫大な費用をかけて【塔】をつくるより、国民のための 病院や大学を建てることに転じたのだという。 これによりラーマ5世は、タイ国の宗教【上座部仏教】の教えである 死後の高い転生儀式を取りやめてしまったのだろうか!? 答えは 【否】 高い塔を建てることも、公共施設を充実させることも、どちらも 違った形ではあるが、死後の転生に影響する行為なのである。 つまり装置を利用して波動を上げ、より高く飛び立つのか、 他に貢献することで、仏教でいうところの【情けは人の為ならず】 というブーメラン方式を活用して、高く飛び立つかの違いであろう。 それに現在でもまだ、この転生装置に匹敵するような儀式が残っている。 ラーマ9世のお姉さんが2008年1月にお亡くなりになられ、ちょうど わたしがバンコクを訪れた10月に、火葬を含む葬儀の準備をしていた。 え? 亡くなって8ヶ月経ってから【火葬】・・・ ですか! それも、年間 常夏のような気候のこのバンコクで。 なぜかというと、火葬にともなう【棺(ひつぎ)】の用意に数ヶ月を費やしたと いうわけである。 この話だけだとチンプンカンプンだった。 するとガイドが、エメラルド寺院を出るとき、 「あれですよ、今、作っている棺は」 と、遥か彼方に見える、天高くそびえる木製の塔を指差した。 数十メートルはあろう、建設中の【棺】 数人で寺院めぐりをしていた日本人全員が、その塔を見て 目を丸くさせ、口あんぐり状態だったことを、想像できるだろうか。 まず王族の棺の条件である、樹齢100年以上の木を探すところから 始まる・・・探すのに3ヶ月、製作に3ヶ月・・・ 死者は直立のまま棺に 安置され・・・ ん〜 これ以上の話になると、このブログの主旨にそぐわなく (すでにそうなっている!という声が・・・)なるので、今回は この辺で・・・ タイの新国際空港内にある、タイ風にアレンジされた インド神話の【乳海攪拌】 |
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