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zoom RSS チャリティーの里 ブラフマリシ・ヒル

<<   作成日時 : 2009/03/29 23:56   >>

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「時間が許すのなら、ブラフマリシ・ヒルに行ったらいいよ」

インド滞在中、聖者に奨められるまま、そこに行ってみることにした。

同行したガイドもドライバーも、この地を訪れるのは初めて。
当然、日本のように便利な【カーナビ】などない。

インド人が地図を開いている姿は、未だかつて見たことない。
かといって、親切に道路標識があるわけでもない。

ひたすら、目的地にたどり着くまで、行き交う人に聞きまくる。

その聞き方は、「Excuse me, could you tell me how to get...」
なんて、見知らぬ人に道を訪ねる前置きなど、皆無だ。

いきなり車の窓から顔を出し、大声で場所のみ叫ぶ!
しかもドライバーだけでなく、乗客も一緒に探すと。

もしわたしが道を歩いていて、すれ違いざまに突然
叫ばれようものなら、間違いなく “逃げる” ・・・

日本人から見たら、失礼極まりないこの方法が、インド流
【道の尋ね方】だ。

ひとつ角を曲がるたび聞くので、いちいち「恐れ入りますが」
など言ってられない。それがインド流リレーションシップ。
ともかく【用件のみ】なのだ。

皆、気さくに応答してくれるのはいいが、間違っていても
キッパリと答えるから困る。

めざす場所は、ヒル【丘】。当然、人里離れた地域だ。
迷いに迷ってようやく到着した。

画像


着いてみたら、聖なる寺院があるわけでなく、
ただ小高い山がある、殺風景なところだ。

そこに、ポツンと一軒だけ家があった。

訪ねたところ、かつてアメリカで教師をしていたという、
ここを守る聖者に仕えているインド人女性が、
素晴らしく流暢な英語で出迎えてくれた。

画像


言われるまま来ただけ。目的もはっきりしない。
さて、着いたところで、どうしようかと。

聖なる山を横目に戸惑っていたら、その女性、しゃべり
続けること4時間。DVDまで見せられるハメに。

その間ガイドは、美しい彼女の英語に、通訳(タミール語/英語)
はいらんだろうと、横で本を読んでいた。


話の内容は、聖なる山を守っている聖者がひたすら
貧しい地域へ赴き、無料の食事を施し、毛布や衣類を配っている
ということ。そのチャリティー映像が流された。

そして女性からひと言。

「チャリティほど価値のあるものはありません。ここはリシ(賢者)
の里なので、聖者は皆、山で瞑想しています。

しかし、瞑想で精神性を高められるのは、今の時代では若くなければ
(理想は20歳まで)なりません。われわれ(年配者)ができる
最大限の行為は唯一【チャリティー】のみです」


確かにその場所には、他の聖地のようにヒンドゥーの神々が
奉られているわけではなく、ヨーガ行者の写真があるのみだった。

ひと昔前はきっと、『精神性の向上には【瞑想】です』 と述べられて
いたであろうが、今の時代は【チャリティー】なのだと。

しかし、ここまで【チャリティー】尽くめにされると、
かえって引いてしまうもの。

ちょうど子どもが勉強しようかな、と思ってる矢先に
親から 『勉強しなさい、でなければ・・・』 と言われているような気分だ。

「そんなことは、百も承知、わかっているよぉ!」と言いたくなったが、
きっとこれも、わたしに何かを感じなさい、というメッセージ。
彼女の熱い語りを黙って聞くことにした。

次回は、聖者がいるとき是非来なさいと、念を押されて
その山を後にした。


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