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zoom RSS 自由という名の不自由

<<   作成日時 : 2009/12/22 20:31   >>

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「ホントに複雑だよね、結婚の吉日時を算出するのは・・・」


    何をおっしゃる、それくらい!

家の移転の吉日時(ムフルタ)算出に比べたら、簡単だよ。
あと、赤ん坊が初めて耳にピアスを開ける日も、そりゃあ
もう、目も眩むほどのルールがあるんだから。

※インドで赤ちゃんにピアスを開けることは、魔よけとしての
 重要な宗教的儀式である。そのため寺院で祈祷しながら行なう。
 よきタイミングを計るために、占星術で日時を選ぶのだが、
 2〜3年先までないこともある。


とは、あらためてカップルのよい相性と結婚のタイミング
の組み合わせを、復習しているときの占星術師の言葉だ。

ここインドでの占星術は、結婚のために存在しているといっても
過言でないくらい、お見合いには欠かせないツールである。

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今年からギビング・ハンズが取り組んでいるプロジェクトである
結婚支援がデリーで行なわれたので、集団結婚式に参加した。

日本のように万人共通 『大安』 吉日という都合のいい日は
なく、合計10組のカップル全員に「よき日」を選ぶこと
はムリである。

皆が集まりやすい日曜日に行なわれた。
花嫁が18〜20歳、花婿が20〜25歳というところか。

どこでもそうだが、結婚式というものは派手である。
ゴンドラに乗る日本人(もう古い?)と、馬に乗って
地域を1時間ほどかけて練り歩くインド人。

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インドはそこに拍車をかけて、馬の前で親族が踊りまくると。
「嫌な習慣です」とガイドが辟易していたが、ビデオカメラを
向けると一層激しさを増して踊り狂っていたので、とても
嫌そうには見えなかった・・・

ここでの支援は、結婚式を挙げるだけではなく、その後の
生活必需品を一揃えにして提供する。

簡易ベッド、布団、ミシン、食器、テーブル&イス、風呂道具
自転車まで、まさに至れり尽くせりだ。

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支援される基準は女性側が深刻な貧困状態にあること。
また、インドではワラ・ダクシャナ(Varadhakshana)もしくは
ダウリ(Dowry)と呼ばれる、女性が高価な貢物と財持参
で嫁くことになっている。

なぜなら、女性には遺産をもらえる権利がないため、
嫁がせるとき親は、娘にできるだけの財を持たせると。

高価なモノといっても、生活レベルによる。
今回の貧しいカップルのダウリに相当するシロモノは
どうやら自転車のようである。

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まだ何も世間を知らなそうなときに嫁ぐ幼きインド女性と、
大抵のことは知り、経験し尽くした日本女性とでは
『自由度』 が大きく違う。

しかし、あまりにも自由すぎるがゆえに相手を選べないという
不自由さ
が日本には生じていると感じる。

その証拠が 『婚活』 ブームだと。

誰にもはばかれず自由恋愛できるにもかかわらず、
条件優先で相手を選ぶという、なんとも不思議な現象
が生じているのが日本社会である。

インドの相性選びという客観性に基づくものより
主観的な『条件』選びほど、不安定材料はないというのに・・・

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