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zoom RSS 女児殺し

<<   作成日時 : 2010/03/07 19:00   >>

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「インドで、2009年生まれの子どものスポンサーできますか?」

昨年のこと。
若いお母さんからの問い合わせだった。

なんでも独身時代、インドに渡り見てきた光景である
貧富の差が、あまりにもショッキングだったそう。

その方は昨年、自身の子どもを儲けたとき、同い年のインド
の子どもを一緒に育てたいと思ったそう。

ギビング・ハンズで取り組んでいる支援は主に子どもの教育である。
インドでは2歳頃から義務教育がはじまる。

となると生まれたての赤ちゃん対象者は少ない。
孤児院に連れてこられる子どもも、たいていは歩くように
なってからである。


そこで、南北に住む複数の知人を介して、支援を
必要とする0歳児を探してみることにした。

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その赤ちゃんは、南インドの片田舎に住んでいた。
以下、南インド人からの報告;

人里離れた村に大変貧しい2009年生まれの女の子がいましたので、
その女の子と母親と住んでいる家の写真をお送りします。

その子の父親はエルマライという名で、仕立屋で日払いの仕事を
していますが、そこでの僅かな賃金では妻子を養えないので、
義理の父親の家に妻と子どもを預けています。

その家も大変貧しく、農作業の下請けをして暮らしています。
子どもの名前はリシュターといい、母親の名はカヤルヴィジーといいます。
彼らは貴女の支援を受けるに相応しい人たちです。



インドでは、地域によっては、住民の大部分が女児の誕生を
呪いであると考えています。花嫁持参金のしきたり(ダウリ)が、
両親に様々な問題や精神的ストレスを与えているのです。

タミル・ナドゥ州では、集落に住む人びとは、女児を生まれ
落ちると同時に殺してしまいます。(2,3度)続けて女児を
出産しようものなら、その女性は夫や夫の家族からさえも
辱めや虐待を受け、誰からも顧みられなくなります。

貧困と無学がそのような悲劇を生みだしているのです。
もし医者が、妊娠している母親に女の子どもを宿していると
告げたなら、母親は即座に中絶を請うでしょう。

そのような堕胎を避けるために、政府は医師に対して通達を出し、
出産するまで透視の結果を明かさないように命じています。

それでも、いまだに法の目をかいくぐった女児殺しが後を絶ちません。

法律は男女平等を謳っていますが、そのような権利は実質的には
ないも同然で、女の子どもは学校に行かせてもらうこともできず、
日々多くの問題や悲しみを経験しています。



これがインドの田舎の現実。


北インドの友人からは、デリーにある捨て子専用の施設
 Delji Council for Child Welfare の紹介を受けた。
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ここには「PALNA(ゆりかご)」と呼ばれる赤ちゃんポストが道路沿いに設置されている。

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このゆりかごに置き去りにされる90%は女児である。
残りは男女の障がい児だ。

健康な女児のほとんどは、施設の取り計らいでインド国内と
ヨーロッパの国々へ里子として送りだされる。

残される幼児は、障がいをもつ子だけ・・・

この現実を知り、たまたま日本に女性として生まれたものとして、
放っておくことはできない。

上記の若き母親のように、自分の子どもに遠く離れた異国で
同い年の兄弟姉妹がいることを、身をもって教えていく
姿勢こそが、今後の生きた教育なのかもしれない。

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