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zoom RSS チームワーク その2

<<   作成日時 : 2012/01/12 16:07   >>

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デリーから1700 kmかけて裁判所から依頼され
コトの真相を検証しにきた2人の弁護士。

ここにいたキッズの兄が、継母から訴訟を
起こされた財産争いの民事訴訟。

どうやらその唯一の証言者が、ハンク氏だと。
そりゃ、2時間じゃ終わらないはず。

数年前このカウンセリングセンターにいたキッズ。
彼の病は癒え、社会復帰していた。

そんな折、父親が逝去。
この兄弟には継母がいる。

遺産は当然この3人で分配。

が、この継母。自身も思いっきり資産をもらったのに
まだ足りないと、弟の元の病である精神疾患を
理由
に、弟の取り分までよこせと言ってきた。

訴訟内容は、兄が弟の精神疾患を知りながら
自分で弟の財産まで取る恐れがある、というもの。

兄は兄でこの継母の企みを阻止しようと弁護士を雇った。

どちらの言い分が真実か、両人から依頼された
弁護士が裁判官の「命」でバンガロールまで赴いてきた。

3時間あまりのインタビューで、ようやく弁護士は
弟が社会復帰していること、継母がウソを付いている
ことがわかった。

「そもそも、こんなことで訴訟が起こるという
インドの法律自体がおかしいんだ
そう弁護士に言ってやった!」

キッズの担当だったアーナンドゥが
ニーラに向かって憤慨していた。

内容が見えないのは日本人のわたしだけ。

    どういうこと?
    精神疾患があると遺産もらえないの?

「そうさ! おかしな法律だろ?

それにしても世の中なんで、金、金、金なんだ!!
社会的弱者である病み上がりの子どもから財を奪おうなんて」

そういえば、ここASVのプロモーションビデオで、
理事長が訴えていた言葉を思い出す。

「人びとは、貧しい人、身体障がい者には寄付するが
精神疾患の人たちには手を差し伸べようとしない。
だから、ASVのような施設が必要なんだ」


ここで日本人だと、「政府の保護があるでしょ」と。
インドではそんな生活を支えるほどの支援システムはない。
あってもほんの僅かな支援金が渡されるだけ。

だから身内は、そのような家族がいると
すべてを犠牲にして支えなければならない。

しかし、ハンク氏メソッドのおかげで、統合失調症や
偏執病などの重い病が普通に治って社会復帰していく。

我われが出版しようとしているのは
そんな家族の希望となる本。

現在、インドの全人口の10パーセントに値する人びとが、
何らかの精神的不調を抱えていると推定される。

WHO(世界保健機関)とハーバード大学の委託を受けた
『疾病の世界的負担の研究』によると、

2020年までには、鬱や統合失調症のような障害を含む
精神的な病が、インドの発展を阻害する主な要因になるだろう
と予測される (2003年11月10日付TIME誌の報告)。

最終的な打ち合わせで、こんな深刻な訴訟問題と
出くわすなんて、「早くインドで出版せよ」というサインに違いない。

すべてのシナリオが粛々と進行している。
そんな気がする。


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