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zoom RSS バランスされるということ その3

<<   作成日時 : 2013/03/25 23:00   >>

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ガイドには以前から
このセンター(ASV)を紹介してある。

国内で類のない奇異な施設を同国人として
知っておくといい。一度訪問するように、と。

とはいえ、
彼の住む地域から列車で片道12時間かかる。

気軽に行ける距離ではない。

今回はちょうどいい機会なので、
車で一緒に連れて行くことにした。

画像


ガイドには医学部に通う娘がいる。
もちろん医師になるために。

しかし父である彼は、西洋医学(アロパシー)は
【医療】ではない
と言い切る。

ビジネス以外なにものでもないと。

実際、アロパシー治療で大変な目に遭った、
または見放された友人・知人たちの苦悩を知り
東洋医学の医師に紹介し、多くを救っている。

その彼の娘が、こともあろうに西洋の医師になりたいと。

当然のごとく反対した。

インドでは西洋医師にならなくとも
ホメオパシー、アーユルヴェーダ、シッダ、
ユナニ
などの医師資格をとれば医療行為が許される。

これまでのアロパシー業界の実体を
娘にトクトクと聞かせ、それ以外の
ドクターを目指すよう説得した。

すると、

「わたしはパパの見てきたような西洋医にはならない!
 わたしの行く道を邪魔するるもり?」



と、スゴイ剣幕でまくし立てられたと。

この娘を8歳の頃から知っているが
誠に意思強固な、賢い女の子だ。

優秀ゆえに父の苦悩は深い。

ここインドでの医学教育の基礎期間は5年半。
その後の専門分野コースが2年半。

計8年かけて資格を取得する。

しかして晴れて医師になった暁に
手にするサラリーはいかに・・・

普通のサラリーマンに毛が生えたような額だと。
これは国立病院で働いた場合ではあるが。

国立病院で診察を受けた場合、
患者の負担する基本的な治療費は無料である。

手術などの特種ケースでも安価だ。

ゆえに働く医師が安月給でも致し方ない。

かといって誰もがプライベート病院に勤務できる
わけでもなく、まして自身で経営するには
長い道のりである。

だからインドで資格を取った医師の多くは
海外に出て働く傾向にあるらしい。

そして国内に残った医師は、勤務外に
他のプライベート機関で働くことが許されているので
多くは、休みを返上してダブルワークする。

となると、多く働けばそれだけ時間はなくなり
その上、患者の状態で行動も左右され、
まったく不自由な職業に思える。

日本では、子どもが医者になりたいといえば
親はなんとか学費を工面して応援してあげたいと
思うことだろう。

だがガイドは、西洋医師をマフィア同然としか
思っていないゆえ、安月給なのはともかく、
この道に進もうとしている娘の未来を憂えている。

そう。Dr.Ali の話を聞くまでは。

            つづく・・・

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