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zoom RSS 思い込み 2

<<   作成日時 : 2008/08/28 19:01   >>

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その晩、エリザベスと長い間話し込んでいたら、彼女とわたし、
お互いスピリチュアルに関心があることがわかり、チャリティの
話題から摩訶不思議なことに脱線していった。

それを傍で眺めていた、今にも眠そうだったラマが、目を爛々とさせて

“いったい、このおばさん連中、どんな思想をしているのか?”

と言わんばかりにわたしたちに口を挟んできた。
エリザベスからみたら子どもくらいの年齢である。
しかし、そこは僧侶。思想という領域では敵わない。

ひとしきり彼の言い分を聞いたあと、エリザベスが静かに口を開いた。

「わたしはこれまで何十年と、ありとあらゆる神秘的なもの、
世界の聖者たちを見たりサイキックパワーを体験してきたものよ。
あるときはロンドンから心霊治療家を呼んで、立会い通訳まで
していたこともあるわ。

自分自身もずっとヨーガをやってきたし、最近は腰を痛めできなくて
残念だが、スーリヤナ・ナマスカール(太陽礼拝)は最高よね。

・・・でもね、どんなに素晴らしい聖者に会っても、自分が修行して
どんなに神秘的な体験をしようとも、自分自身が 『他のために何を
しているか』 がもっとも重要なことなんだ
って気づいたのよ。
だから今ではこのような実践的 『チャリティ』 以外、何の意味も
ないと、よくわかったの」

そこで、間髪入れずに “ Me too ! ”  わたしも同感よ。  

と、彼女の手を握った。こんなにわたしと似た生き方、
同じ考えを持つ、しかも初めて会った異国の方と “ひとつになれた”
気がして、魂が喜んでいた。

そんな二人の共通する世界に浸っていたら、隣でラマが、やっと
自分の受け入れられる話でまとまってくれたかと、ホッとしたかの
ように自分の部屋にもどっていった。

きっとラマは、わたしたちが自分とは違う思考へいって
しまうのではないかと、思い込んでいたのかもしれない。


わたしがフランスに戻る晩、「ところで、なぜあなたは
インド経由なんぞでヨーロッパに来たわけ?」と、エリザベス。

「あ〜 仕事のついでだったから・・・ わたし、占星術師なんですよ」

ナンですって!!!!!!!! どうして早く言ってくれなかったの?
てっきり、あなたはソーシャルワーカーだとばっかり思っていたわ!
わたし、そういう話、大っ好きなのよ〜

と、帰り際、次回はリーディングするようにと出生データを渡された。
ホロスコープを作って判ったことは、歳が20近くも離れているのに、
わたしと彼女は会った瞬間、意気投合したのを裏づけるかのように、
とてもよく似た星の下で生まれていた。

たった数日で、お互いの思い込みが、実は大いなる勘違いであった
ことがわかった、不思議な時を過ごした。

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